旦那を育てる方法は旦那を知ること。旦那育てがうまくいく3つのコツ。

夫婦

”なんで中途半端で終わりにするかなー”

”ここまでやって完璧なんだよなー”

旦那になにかをお願いした時に、こう思ったことはありませんか。

♥こういった人に読んでほしい

  • 旦那に何かお願いしても、中途半端
  • 何もできない姿を見るとイライラする
  • 旦那育てするより、自分がやってしまったほうが早い

何をやるにしても、すぐやってくれないし、完璧にできないんだよな。だから自分でやっちゃったほうが早い。って思う方、たくさんいると思います。でも旦那にイライラするっていうことは

期待している証拠


なんですよ。でも期待するだけでは、旦那の行動は変わりません。その期待を諦めてきた人もいると思います。その気持ちを復活させてみませんか?

この記事では、旦那育ての有効な方法を紹介していきます。旦那に色々頼むだけではなく、そのために自分の考えや行動を変えるつもりでやっていかないと、旦那育てはできません。ぜひ参考にしてみてください。

また、「旦那育ての心構え」についての記事も、合わせて読んでみてください↓

また、旦那育てをする上で、旦那を育児した義母に嫌悪感を抱いてしまった人もいるんじゃないでしょうか?義母関連の記事はこちらですので、合わせて読んでみてください↓



1.伝え合う時間を設けることーコツ1

自分が思ったほど、旦那が家事育児をやってくれない

やってほしいことを伝える前に、自分から動いてほしい

旦那育てには、こういう思いはつきものです。ただやっぱり、思っているだけではなく、自分の気持ちや考えを

しっかりと口に出して伝える

ことが大切です。ありきたりかもしれませんが、どんな場面においても、このことは夫婦生活では大切になってきます。

伝える時間を設けるメリット

  • イライラが収まっている
  • その時の状況を冷静に振り返ることができる
  • 同じ状況になった時に、この話し合い時間の効果が出る

しっかりと口に出して伝えることで、上記のメリットがあります。それをいくつかに分けてご紹介します。

(1)”ぶつける”のではなく”伝える”

相手に気持ちをわかってほしいという思いでは一緒ですが、”伝える””ぶつける”は違います

私は、イライラな気持ちをそのまま旦那にぶつけたことが何度もあります。ほんっっっっっっっっっっっとに、言ってもできないわからないやろうとしない人だったので。「なんで私の気持ち分かってくれないの?」って思いで、毎回イライラをぶつけてました。でもある時、旦那にイライラをぶつけた後に鏡を見たら

顔がこうなってましたw↑

いや、自分でも恐怖でしたよ。思わず二度見しました。こんな顔になってしまった原因は、イライラしてる真っ只中に伝えているからです。イライラしている時に言うから、さらに衝突していました。

だから、伝える時間を設けるんです。自分の気持ちをわかってほしい、何か行動してほしいその時に、その場で伝えるということが一番大切なのかもしれません。でも、そういう時って、

自分の考えや思いがどうしても優先になってしまいがち

なんです。やらなきゃいけないことがたくさんあると、特にそうなってしまいませんか?

話し合いの際にどういうことを決めるかは、それぞれの夫婦で違うと思います。でも時間を設けたほうが、自分の気持ちも落ち着いてるし、ぶつけるのではなく、冷静に相手に伝えられると思います。

(2)雰囲気も大切

はい、ここで、第一章冒頭で使用した画像をもう一度見てください。めっちゃ笑ってるんですよ。わざとこの画像使ったんです。なぜかわかりますか?それは

雰囲気が良ければ考えもプラスになる

からです。おそらく普段意識している方は少ないと思います。話し合う時にマイナスな雰囲気になってたら、考えもマイナスになるし、自分の気持ちもうまく伝えられなかったなんてこともありません?マイナスなことを話し合う時でも、ちょっと笑い合えるくらいの雰囲気が理想かなと思います。

でも、旦那に何かしてほしい”その時”に、こんなにこやかに伝えられないですよね。いやむしろニッコニコで伝えたほうが、ちょっと怖くて効果あるかもしれませんがw

だから敢えてその場では、グッと堪えて伝える時間を設けてください。旦那ができないことを、イライラ真っ只中の嫌な雰囲気の中で言う必要はないはずです。

(3)その時間が武器になる

例えば、もしまた同じ状況になってしまったらどうするか。伝える時間を設けなければ、グチグチ言うのが続くだけです。でも、そのことについてきちんと伝える時間を設けたことで

「あの時にこういう話をしたよね」

と言うことができるんです。

二人で話し合って決めたこと

それにお互い納得していること

これが武器になるんです。そこまで悪い雰囲気での話し合いじゃなければ、旦那も「あ、そうだったね」となるでしょう。また、毎回グチグチ言う必要がなくなるので、その都度のイライラが減り、自分の気持ちが明らかに楽になります

話し合う時間を設ける大切さは、別の記事でも書いてますので、そちらも合わせて読んでください↓


2.旦那の得意なことを見極めるーコツ2

”苦手なこともやるのが家事”

本当にそうだと思います。苦手なことでも毎日こなしている奥さん、旦那さん、本当にお疲れ様です。みなさんがそれをやってくれてるから、家は回っています。本当に感謝です。

でも、旦那育てとなると別です。同じ”やって”でも

”(苦手なことでできないかもしれないけど)やって”

”(得意なことでやってもらうと本当に助かるから)やって”

は全然違いますよね。

なので、本気で旦那育てしたいと思うなら、日頃の旦那を観察して、

得意そうなことを見つけておく

ことをしてください。必死になって見つける必要はありません。日々の生活で、気づいた時に探せばいいです。

(1)経験談

私の場合は、旦那が几帳面だいうことを発見しました。畳んだ服は、旦那の分も私がクローゼットにしまっていましたが、子供たちが産まれてからは、旦那の分は旦那にお願いすることも増えました。ある日、たまたま旦那が服をしまっているのを見たのですが、なんと!

私が畳んだ服でも、少し形が崩れているものは、畳み直してしまっているのを見てしまったんです!(なんかホラー的w)

脱いだ服はそのままの時がある旦那だったんですが、意外な一面を見つけました。衝撃すぎて、それを見た時に少し固まっていたのを覚えていますwここで思ったことは

「もしかしたら、洗濯物を畳むの私より得意かも?」

「もっと綺麗に畳んでほしいのに、私にやってもらってるから言えないだけ?

正直、「私が畳んだ服を畳み直してる!せっかく畳んだのに」とも思いましたが、旦那がそういう行動をしていることがビックリで、そんな思いはすぐ吹き飛びました。それよりも「これは…使えるかも…?」なんて悪いことを思ってましたw

後日、洗濯物を畳む時にそのことを思い出し、旦那に

「ちょっとさ、畳むの一緒にやってもらってもいい?」と言うと

「いいよ」と言い、一緒に畳むことに。そうしたら

めっちゃキレイ!!!!!

ビックリしました。思わず「なんでその能力を今まで出さなかった?」と聞いてしまいました。旦那としては、「ほとんど任せっぱなしだから、能力出す必要ないかなと思って」とのこと。旦那をおだてるというわけではなく、本当に心からめちゃくちゃ褒めちぎりました。その後話し合い、旦那が休みの日は洗濯物を畳んでもらうことになりました。


結婚して16年。旦那は実は、洗濯物畳みの能力者でした。これ、つい3年前のことなんですよ。それを13年明かさなかったとは…。多分、実を食べたことがバレたくなかったんですねw

旦那も洗濯物を畳むことを断ることができたはずです。でも

私の頼みを断らなかったこと、話し合いをして”やる”と言ったことは、得意なことだったから

だと思うんです。旦那育てをしようと思っている方はまずは旦那の得意なことを見極めて、そこから始めてみてください。亭主関白な家庭や、義母が身の回りのことを何でもやってくれた家庭で育ってきた旦那さんなら、尚更です。自分が何が得意かもわからない状態だと思います。それを見つけるところから始めてみてください。

(2)完璧を求めない

何でも完璧にできたらいいんですけどね。でもそれじゃ疲れるんですよ。自分も相手も。だから

妥協点を見つけておく

ことをおすすめします。これは、旦那育てだけではなく、夫婦生活全般に言えることだと思います。

妥協点を見つけることは、別の記事でも書いてますので、そちらもご覧ください↓

私たち夫婦の場合は、(2)にでも書いた洗濯物を畳むこと。旦那の得意なことではありますが、実は妥協点があります。それは、

”旦那は、靴下やハンカチなどの小さい物を畳むのがめんどくさいから、それはやらない”

ということ。正直、私からすれば「は?」なんですよwいやいや、全部畳んで”完璧”でしょ?ってなります。でもそれを相手に押しつけることは違うと思っています。

私が旦那へ完璧を求めない理由

  • 自分が思う完璧は、自分の中だけでのものだから
  • できなかった時に、相手も自分も責めることになるから
  • 旦那の”やる”という気持ちを大切にしたいから

旦那の中では”自分ができる範囲のことはやった”という感覚なんだと思います。それが例え、端から見て中途半端な状態でも。

ただ、これなんです。この”自分のできる範囲でやる”という感覚が、旦那育てにはとても大切だと感じてます。

その感覚を持つことで、”やる”という気持ちを継続できるようになるんです。

旦那に自分の完璧を求めてしまうとどうなると思いますか?旦那もその要求に応えることが嫌になったり、旦那が完璧にできないと、それが自分のストレスになりますよね。旦那が苦手なこととなると尚更です。そうなると、旦那育ては続かないと思います。

できないことがあって当たり前で、それをやりたくないと思うのはもっと当たり前です。それを補い合い、譲り合うのが夫婦です。

本来の夫婦円満について知りたい方は、こちらもご覧ください↓



3.伝えたいことは”はっきりと明確に”ーコツ3

(1)遠慮の気持ちで伝えるのは逆効果

旦那に家事を”やってもらう”という感覚が抜けないと、それが遠慮になってしまいます。そうすると、申し訳ないという気持ちから、伝えたいことがぼんやりしてしまうんです。

それは逆効果です。自分が旦那の立場でもそうじゃないですか?

♥例.部屋に掃除機をかけてほしい時

①掃除機かけてほしい。

②掃除機かけてほしい。ソファの下やテーブルの下も、意外に埃がたまるからお願い。あと、床に置いてあるものは寄せながらかけてくれると助かる部屋の隅って埃たまるんだよね

①と②、どちらが分かりやすいですか?圧倒的に②だと思います。

旦那育てをするなら、これくらいはっきりと明確に、やってほしいことを伝えることがポイントです。よく男性には”察して”って伝わらないと言われますが、それは女性にとっても同じじゃないかなと思うんです。

ではなぜはっきり伝えるべきかというと

その内容でやってくれたとしてもやらなかったとしても、旦那育ての一つの基準になるから

です。

やってくれた⇒それくらいの具体的なものでもできる力を持ってると分かる

やらなかった⇒もう少しレベルを落としたほうがいいかな?

旦那の能力を見定めているようで、旦那さん側からすると嫌かもしれませんが、それくらい本気でこっちはやってます。また、基準がわかることで

その後のお互いのストレスが減る

んですよ。毎回毎回曖昧なことを言って言われて

旦那側「どこまでやったらいいの?」奥さん側「なんでできないの?」

この状態がなくなるんです。

(2)”内容ははっきり”、”口調はやんわり”

内容ははっきり伝えないと伝わりませんが、そういう時って口調がきつくなりがちじゃないですか?それではやろうと思っていることも、やりたくなくなりますよね。なので

伝える時は柔らかい口調で

伝えましょう。私はこれがなかなかできなくて、苦戦しました。自分ができてしまうことって、相手ができないとどうしてもイライラしてしまう時もあるんです。ですが、夫婦でも違う人間です。そこをきちんと理解できていれば、それがその先の旦那育てにも良い影響を与えてくれるはずです。


4.「旦那育て」は夫婦関係の改善に役立つ

(1)価値観の共有は求めない

冒頭でも述べたように、旦那に何かをお願いする、できなくてイライラするということは、期待している証拠なんです。期待されるって、悪い気はしないですよね。時にはプレッシャーになる時もありますが、その気持ちが相手との関わりを深くするきっかけにもなります。

でもなんで、それが悪い方向にいってしまうのか?それは

”期待”+”自分の価値観の押しつけ”

になっているからです。人それぞれ、自分の価値観ってありますよね。夫婦でなくても、自分の価値観を押しつけたり、相手の価値観を無理矢理変えるということはしてはいけないと思っています。

でも夫婦になると、一緒に生活を共にしますよね。ということは

自分の生活範囲に相手が入ってくる

んです。なので価値観の共有を求めてしまうわけです。一緒に生活をしていると、価値観の共有を求める場面が必然的に多くなりますよね。それで、言ってもわからないから、やってくれないからと、期待するのを諦めてしまうんです。それがコミュニケーション不足↓

になったり、マンネリ化↓

の原因にもなってくるんです。


「旦那育て」の重要なポイントはこれなんです。

”価値観の共有”を求めない

ということです。それが「旦那育て」だけではなく、夫婦関係の改善にも役立つと思っています。


旦那育ては、妊娠中や産後の生活にも大きく関わってきます。それらの記事はこちら↓


(2)期待は期待だけで終わらせない

「子供が大きくなった時に、何もできない父親と思われたくない」

「老後、この人のお世話だけで終わりたくないな」

こう思う人、多いと思います。実は、私が旦那育てを本気でやろうと思ったのは、こういう思いからです。でもこの思いって、旦那への期待の裏返しだと思いませんか?

何もできない父親と思われたくない⇒子供たちにとって恥ずかしくない父親になってほしい

この人のお世話だけで終わりたくない⇒お互い支え合って生きていきたい


これを見てわかりますよね。期待するということは、それだけ夫婦関係より良くしたいということなんです。

「旦那育て」をする時には、旦那に”期待”するのは当然です。期待しなければ旦那育てをやろうなんて思わないですから。ただ、期待の気持ちだけではなく

やり方が大切


です。また、その期待する気持ちを持ち続けるということはもっと大切だと思っています。それが夫婦関係改善につながるきっかけになるからです。期待を期待だけで終わらせないような工夫して、旦那を育てることだけじゃなく、夫婦のさらに良い関係を獲得していってください




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