子育てと夫婦の感情、これらは密接に関連していると言われます。子どもを持つことで夫婦のパートナーシップは変化し、恋愛感情にも影響を及ぼすのです。本記事では、子育てが夫婦の感情に与える影響やそのメカニズムについて探っていきます。
子育てと夫婦の感情には複雑な関係が存在しています。子どもが生まれることで夫婦の関係性は変化し、多忙な育児の中で恋愛に割く時間やエネルギーが減少することも珍しくありません。しかし、子育てが夫婦の絆を深め、新たな形の愛情を育むこともあります。
♥この記事を読むとわかること
- 子育てが夫婦の感情に与える様々な影響や変化
- 子育て期における夫婦のパートナーシップの強化法
- よい夫婦関係を育むための具体的なアプローチや工夫
この記事を通じて、あなたは子育てと夫婦の感情の関係性をより深く理解し、充実したパートナーシップを築いていくためのヒントを得ることができます。子どもを持つことで変わる夫婦の関係について、一緒に考えていきましょう!
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1.子育てが夫婦の感情に及ぼす影響
①子育てがカップルの感情に与える影響
子供が生まれると、夫婦の関係は予想もしなかった形で変化することがよくあります。赤ちゃんの誕生は、夫婦の関係に変化をもたらし、それは個人的にも共有レベルでも感じることができます。
♥個人レベル
父親と母親がそれぞれ以前とは異なる感情を抱くかもしれません。母親は産後うつを経験するかもしれませんし、父親は義務や責任が変わり、子供のニーズを満たすことが優先されるようになり、取り乱すかもしれません。
特に産後うつを経験している人は多いです。ホルモンバランスが崩れ、それがうつにつながってしまうのです。診断は受けていなくても、振り返ると「あの時の私は産後うつだった。」という人が圧倒的に多いです。うつ状態でも、それに気付かない程、家事や育児、仕事に毎日追われています。それがきっかけで、パートナーへの愛情が薄れてしまったという経験をしている人もいるはずです。出産時だけでなく、産前産後も女性への理解が大切です。
♥共有レベル
夫婦の間に新しい絆が生まれ、新しい子供への愛情が増していることを感じるかもしれません。また、新しいチャレンジを通して、二人の絆が深まり、二人で力を合わせて乗り越えられると感じるかもしれません。子供が生まれることで、二人の関係はぎくしゃくすることもあれば、再び活性化することもあります。新しい喜びと困難に直面したとき、夫婦は、二人が一体となって子育てに取り組む方法を決めなければなりません。そのためには、コミュニケーション、理解、そして妥協が必要です。
コミュニケーション不足の原因や克服法も合わせて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください↓
②子育てにおける新しい愛情の形
子育ての中で、夫婦はそれまで存在しなかった新しい形の愛情を獲得することがあります。これは、子育てが新たな相互理解や目的意識を促すことで生じたものです。また、子どもを持つまでは、なかなかうまくいかなかった親同士が、ふとしたきっかけで強い理想を見出し、新たな愛情を育むこともあります。
子育てを共にすることで、信頼、賞賛、思いやりなど、より多様な愛とつながりを育むことができます。このような新しい愛情への開放は、夫婦が一体となって、また個人として子育てに取り組む中で、長い時間をかけて行われていくのでしょう。
♥強い絆を築くための3つの戦略
・オープンな対話
長い子育ての中で、夫婦が強い絆で結ばれるためには、子育ての課題を共有し、共通の価値観を育み、対話を重ねることが必要です。オープンな対話は、それぞれのパートナーが自分の意見を述べ、妥協と理解を可能にする鍵です。例え、お互いの意見が違ったものだとしても、それぞれの考えを把握し理解するということが大切です。
・自分の時間の確保
自分らしさを育むために、自分のための時間を確保することも大切です。一緒にいると相手の嫌な所が目について、どうしてもイライラしてしまうこともあると思います。でも、一人になってリフレッシュしたり考える時間を確保することで、自分の気持ちを客観的に見ることができます。自分のための時間を持つことは、自分を見つめ直し、相手の立場をより深く理解するきっかけになるでしょう。
・お互いの趣味を深める
子供が産まれると、夫婦だけの時間を取るということはなかなか難しいと思います。育児中、こう思ったことありませんか?
「子供はかわいい、でも夫婦の時間も同じくらい大切にしたい。」
子供が産まれる前は、あんなに一緒に過ごせたのに、子供が産まれたら夫婦の時間が取れないというギャップで、夫婦の距離が離れてしまったと思う人も少なくないと思います。自分の子供はかわいい、でも夫婦の時間も大切にしたい、でも時間が取れない…私はこれで、実際に気持ちが冷めてしまった経験があります。目の前にいる子供は、パートナーがいたからこそ授かれた宝物ですよね。だからこそ、パートナーとの時間を大切にして、二人で何か夢中になれる時間を作ってほしいです。子供を預ける所がないという人は、子供が昼寝してる時間だけでもいい。お互いの趣味を深めることは、夫婦間のお互いに好きなことに没頭することで、深い理解や価値観の共有につながります。
パートナーとの距離が遠く感じる、夫婦仲が冷めてきてしまったという方は、合わせてこちらの記事も参考にしてください↓
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2.”子育て”と”夫婦の感情”のバランスを保つために
子どもが生まれると、育児に対する責任や期待が大きくなり、感情が後回しになりがちです。このような変化は、夫婦の関係が生活の中心でなくなったように感じられるかもしれません。子育てに追われながらも、夫婦は意図的に二人の時間を作ることが必要です。
感情のバランスを保つためには?
①子育てから離れる
子育ては本当に大変です。産まれてすぐ子育てが始まるので、心の準備もできずに育児をしている人も中にはいるでしょう。けっこうみなさん、キラキラした育児を想像しているのですが、それとのギャップで精神的に辛い思いをしている人も多いです。
「自分が望んで子供を授かったんだから、弱音を吐いたらいけない。」
こんな風に自分を追い詰めていませんか?子育てから離れることを悪いことと捉えがちですが、そんなことはありません。子育てから離れることで、お互いへの感謝や憧れの気持ちが芽生え、いつもと違う驚きや遊び心を育むことができます。そして新たな気持ちで子育てに向き合うことができます。また、子育てに追われる中で夫婦の関係を育むには、役割分担の中でバランスを取ることが大切です。
子育てから離れることも大切ですが、離れた時に一緒に過ごすパートナーがどう対応するかも大切です。旦那育てに関する記事も、合わせて読んでみてください↓
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②新しいことを学ぶ活動に参加する
同じことの繰り返しって、いつかは飽きますよね。子育ては楽しいですが、辛いこともたくさんあります。それに毎日同じことの繰り返しです。子供の新しい成長を見つけることができますが、終わりが見えない子育てに疲れてしまっている人もいると思います。そんな中で、親としてのアイデンティティを越えて探求する時間を持つことは、夫婦の関係をより深めるための理想的な環境を作り出すことになるかもしれません。このようなアプローチは、子育てが大変な中でも、夫婦のロマンチックな関係を維持し、強化するのに役立つのです。
また、夫婦の感情を健全に保つには、義母との関わりも大切になってきます。別の記事で書いてますので、そちらも読んでみてください↓
3.まとめ
子供を持つことは、夫婦の関係を大きく変える可能性がありますが、子育てが夫婦にもたらすプラスの影響は、デメリットを上回ります。すべての夫婦は、子育てが大変な中でもお互いの時間を確保し、関係を育み続けることができるような実践的なアプローチをすることができます。この記事を通して、子育てと夫婦の感情の関係について理解を深め、夫婦のパートナーシップを強化するためのアプローチについて知っていただけたと思います。これらのステップを踏むことで、夫婦の感情を子育て期間中も維持するだけでなく、より強固なものにすることができるのです。
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