「実母がストレスに感じるなんて私がおかしいのかな…」
「ほんっっっっっっっっとに、いつまで口出ししてくるんだろ?こっちの気が狂いそうだわ」
「はぁ……うざっ………」
って思った経験ありませんか?
その感覚、間違ってませんよ。
♥こんな人に読んでほしい
- 育児について実母が何かと口出ししてくる
- 産後から実母の嫌な部分に気づいた
- 実母より義母に頼った方が気が楽
よくよく思い返したら、実母に疑問を感じてたな…。なんて人いませんか?実は、実母への違和感は、結婚後から始まっています。それが産後
自分も親の立場になる
ことから、明確な違和感が出てきて、実は実母は毒親だったと気づく人も多いんです。ここでは
- 実母への違和感やストレスの原因
- 私が後悔した、実母へのストレスを感じた時の行動
- 距離を取るべき状態
を紹介していきます。
今、実母へのイライラが最高潮という方、ぜひ参考にしてください。
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1.実母へストレスの原因は「自分も親になった」から
記事の冒頭でもお話ししたように、実母へのストレスの原因は
自分も親になった
ということが、一番だと思います。「親になった」ということだけだったら、そこまでストレスには感じないはずです。ただ
- 育児に対しての過剰な行動や口出し
- そこから抱く「え、もしかして私が小さい時にそんなことやってないよね…?」や「そうだ、私はこうして色んなことに過干渉な状態で育ってきたんだよな」などの、実母への軽蔑に似た気持ち
これらが、「親になった」ことから「実母へのストレス」につながる理由だと思います。
(1)産後の孫フィーバー
孫ができて喜んでくれるのは構いません。でもあまりにも孫しか目に入っていなくて、過剰な行動をされていませんか?
- 出産当日、産院にお見舞いに来る。退院まで毎日面会時間いっぱい居座る。
- 里帰りの時、ほとんど実母に子供を抱かれてしまっている。
- 何十年前の育児法を押しつけてくる。
- お宮参りなどの行事の日程を勝手に決められる。
- 必要ないよと伝えても、ベビーグッズを山のように買ってくる。
全部とは言いませんが、この中のいくつかは私もやられました。
実母って、私を産んでるんだから、出産を経験してるはずなんですよね。実母の時とは時代が違うといえど、産後の女性の体や気持ちのことは分かってるはずなんです。なのに
一番気を遣わなきゃいけない母体である娘はほったらかしで、孫にしか目がいってない
という事態が、日本中のそこかしこで展開されています。
”孫の親が誰なのかわかっていない”。これが実母へのストレスを抱く原因の一つです。
「孫を産んだのは自分の娘。孫の親は自分の娘」
これを念仏のように耳元でずっと唱えたいくらいです。
孫フィーバーと言えば、実母だけでなく義母も。義母関連の記事はこちら↓
(2)実母との育児法の違い
里帰り出産などをすると、実家に頼っているはずなのに、ストレスがものすごいなんて人いると思います。それはなんなのか?大元の原因は
実母との育児法の違い
です。もちろん、育児するのは親ですよね。でも
今の育児と昔の育児が全く違うということをわかってない そのやり方を押しつけてくる
という実母の暴走により、自分の育児ができていないという方も多いと思います。
実母に「今のやり方はこうなんだよ」と説明しても、素直に受け入れてくれればいいですが、そこは
育児を経験してきたというプライド
があるのでしょうね。なぜか何十年前の育児法でやりたがるんです。
娘が出産して、きちんと育児できるか心配してくれてるのもあると思うんです。孫をお世話したいという気持ちもわかります。だからこそ、今は今の正しい育児法があるんだということを知ってほしいですね。
育児法は、実母ではなく、旦那との共有が大切です。関連記事はこちら↓
(3)実母との「子供の幸せを願う」気持ちの違い
親には子供を守っていく責任があります。自分の子供が幸せになってほしいという気持ちは、どんな親でもありますよね。ただ
産後における実母との「子供を守りたい」「子供に幸せになってほしい」という根本の気持ちが違う
ので、色々な部分ですれ違いが起き、ストレスになるんじゃないでしょうか。
実母にとっては、大事な子供である娘が出産して、おそらく
「自分にできることは全部してあげたい」
という気持ちが強くなりますよね。でも娘にとっては、
「自分のやり方でやっていきたい」
んです。自分がこれから必死に育児やっていこうって時に、実母にできること全部やられたら、違和感感じて当たり前ですよね。この気持ちの違いが、実母へのストレスの原因の一つです。
2.実母へのストレスはその都度払拭すべし
実の親だから、遠慮せずに何でも言えるという人もいると思います。でも私は、結婚して、実家から出て暮らし始めたことで
実家に気を遣うようになりました。
両親には両親の生活がある。一人目二人目の出産の時には里帰りしたとはいえ、かなり肩身が狭い思いでお世話になっていました。同じような思いを抱いている人も多いと思います。
だからこそ、違和感を抱いていても言えなかったし、遠慮していた部分もありました。でも結局それが、実母との関係を余計に悪くさせる原因になっていました。
(1)自分が違うと思うことは主張して
私が初産の時。里帰りをして、実家にお世話になっていました。子供をずっと抱かれることはなかったものの、実母は「私の時はこうだった」など頻繁に自分の時の育児法を押しつけてきました。
ある日の沐浴後。授乳をさせようとしてたのですが、実母は「沐浴後は白湯がいいんだよ」と言ってきました。「え、でも沐浴後も母乳やミルクでいいって教わったよ」と言うと
「白湯でいいのよ。そのほうが早く母乳以外の味にも慣れるんだから。毒をあげるわけでもないんだし」
と言いました。私も初産で、白湯を飲ませなくていい理由をはっきり知らないまま、実母のされるがままでした。あとから分かったのですが、そんなに強く主張していたのは
白湯だったら実母も飲ませられるから
だったそうです。長男のときは私は母乳のみで、ミルクはあげてませんでした。結局実母自身が「孫に何か飲ませたい」という欲求のためだけに、長男は毎日ひたすら味のない液体を飲まされて「オゥオゥ」言ってたわけです…。
そんな長男を見ながらも、私が何も言えなかったのは
- 実母の嬉しそうな顔
- お世話になってるんだからという遠慮
からでした。結局その時に実母に言えなかったことで、いまだにその時のことを後悔しています。こういう思いを引きずらないためにも、自分の考えは主張すべきです。
(2)何も言わない=認めてると同じ事
産後の育児もそうなのですが、それ以外のことでも言えます。
例えば大量のベビーグッズや誕生日プレゼント。思い当たる節、ありませんか?
私の場合。長女が産まれて間もなくのこと。おそらくまだ新生児期が終わってなかった頃だと思います。長女を出産して退院後は、ちょうどコロナ禍ピークで、里帰り出産も実母義母の手伝いも断ってました。
そんな時、実母が訪ねてきたのですが、その時に持ってきたのが「いつの時代のものなの?」と思うくらい黄ばんだシーツ。「何かで頂いたものなんだけど、まだ包装を開けてないから、○○(長女)ちゃん用に使ってね」とニッコニコで持ってきました。
”新生児期の赤ちゃんに黄ばんだシーツ”
ですよ?実母としては、好意なんだと思います。そう信じたい…。(いや絶対実母の感覚おかしいだろ)
でも、例え好意であったとしても押しつけであったとしても
実母の独断と偏見で選ばれて、実は自分の好みと違う物 もうすでに購入済みでそれも伝えてるのに、勝手に買ってくる
これはやってはいけないと思います。
「もう必要ないんだよな」「好意があってやってることだから」と、何も言わずに受け取っていませんか?その時に自分の気持ちや状況を伝えないと、その後も続きます。
孫がかわいいと思ってしている行為でも、自分にとって迷惑だと思ったらはっきり断ることも必要です。ただの押しつけと変わりありません。それで怒るような親ならそれまでです。
その黄ばんだシーツですが…いまだにクローゼットにしまってあります。そろそろ処分せねば…。
(3)自分は親の欲求を満たすための存在じゃない
- 自分の子供には何を言ってもいい
- 自分(親)が何をしても全部受け止めてくれるだろう。親ってそういう存在。
- 子供なんだから、親のことは感謝すべきだし世話をするのは当然
このように思っている親、多いと思います。「うちの親、そうなんだよな…」と思う人、当てはまる人いませんか?
私はずっと実母から他人の悪口を聞かされてきました。育児のこと意外でも、色々な嫌なことを言われてきたし、されてきました。それを我慢してきたのは親だからです。でも親だからこそ、自分が親の立場になった産後
自分はこうなりたくない
という意志が強く出たんです。ずっと実母には疑問を感じていましたが、そこで初めて自分の気持ちがはっきり”NO”に傾いたと感じています。
自分を産んでくれて育ててくれたことには感謝してます。でもだからと言って、ずっと嫌な思いをさせてきた実母の面倒を見ようとは思いません。感謝とお世話は別だと思っています。もうそれでいいと吹っ切っています。私は
実母の面倒を見たり、悪口をただ聞くだけの存在
ではなく
自分の家族を守って、幸せにしていく存在
です。
実母への嫌悪感をずっと抱くのではなく、自分が自分であるための意義を早い段階で理解して、実母の言動に左右されない自分を作っていくことが大切です。
3.実母との距離を取るべきタイミング
(1)老眼状態
私が実母にストレスを感じるようになったのは産後ですが、疑問を抱き始めたのは
結婚してから
なんです。その理由は、実家の家族以外の人(旦那)と生活するようになったからだと、身をもって実感してます。何かの歌にもありましたよね。
”育ってきた環境が違うから”
だからこそ、お互い疑問に思うこともあり、しかもそれが世間的に見てもおかしいことだった、なんて経験ありませんか?
実は
自分の実家の家族ほど、客観的に見て悪い部分だったり疑問に思うことって見えにくい
んです。ずっとその家族の中で生活してきたわけですから。近いからこそわかりづらいものだと思います。
あまりにも実母と距離が近いなと感じている人は、距離を取って敢えて遠くから見ることで、違う見え方もできるのではないでしょうか。
(2)無礼状態
私は常々
親しき仲にも礼儀あり
ではなく
親しき仲こそ礼儀あり
だと思っています。
なぜかというと、親しい人や気が合う人って、自分のこの先の人生、ずっと付き合っていきたいですよね。ましてや実の親子は、切りたくても切れない縁です。そんな親に
- これくらいは言っていいよね
- ちょっとお金借りるくらい大丈夫でしょ
- 連絡しなくても、いつでも娘の家に行くくらいいいでしょ
っていうような態度で接されていませんか?
「え、こんなことも言ってくるの?」「なんか私の気持ち考えてくれてないな」と思ったら、離れ時です。迷わず離れてください。
(3)洗脳状態
これは
自分の思考が実母のことだけになってしまう
状態です。
「なんであんなこと言うんだろう?」 「私が間違ってるのかな」
実母にされた嫌なことを思い出して、頭の中をずっと実母がグルグルしている状態。実母の考えが間違っていると思っていても、その人の元で育ってきている自分がいるので、完全否定できないわけですよ。一種の洗脳です。
でも、だからこそ
違うんじゃないか
と思った感覚を大切にしてください。その感覚が、実母と距離を置くための第一歩になります。
4.自分の思いを大切にして
自分が親になったことで、嬉しく思う反面、不安や心配に思うことも出てくると思います。ただ、どちらかと言うと、嬉しいことよりも
心配事の面で、実母との感覚の違いが出やすい
です。
育児や生活の面で、実母との考え方の違いが出た場合は、迷わず自分の考えを優先してください。
距離を取るのが申し訳ないなって思う人もいるかもしれませんが、それで自分の気持ちが楽になるんだったら、遠慮なく距離を取ってください。
だって、あなたの人生はあなたのものです。実母に干渉される人生ではないはずです。
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